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純と愛 最終回感想 ネタバレ [純と愛]








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2012年10月~2013年3月期のNHKの朝ドラ『純と愛』が本日最終回を迎えました!
朝ドラは半年間も続くので、リアルタイムで6、7割見たのは初めてでした(^_^;)

作中に何度も登場する『ねむり姫』の逆パターンで、「ねむり王子」(?)=イトシくんを
最後の最後は、純のキスで目覚めさせて、めでたし、めでたし、ハッピーエンド♪
みたいな感じかなと私も思っていたんですけど、現実は甘くないんですね(=o=;)




イトシくんは目覚めるか、目覚めるか、、、あれ、目覚めないのーーー…!?w(´・ω・`)


って、ところでエンドロールにフェードアウトして『おしまい』でした。(=o=;)
#エンドロールは、毎日最初に流れるオープニングと同じ。
#作中に登場する「ねむり姫」の絵本の世界を描いたもの。

結局、『現実は厳しくて一生イトシくんは起きなかった』ともとれるし、
『このあと いとしくんは起きて、”まほうの国”(純とイトシのホテル)で幸せに暮らしました』とも

受け取り手(視聴者)の判断に委ねる感じで終わっちゃった印象です。 
「純と愛」が始まる前にやっていた昨年2012年9月24日放送の「プロフェッショナル 『ぶつかりあって、愛は生まれる』脚本家・遊川 和彦」を見て興味を持って見続けていました(*^_^*)
実は遊川 和彦さんのことをプロフェッショナルを見るまではしらなかったのですが、
2011年放送の「家政婦のミタ」(松嶋菜々子)や小学生の時に見ていた反町隆史主演のGTOの脚本家としても知られています。民放ドラマのヒットメーカーの方です。
その方が初めてNHKの朝ドラを担当するということで話題になっていたようです。

今回の『純と愛』は、視聴率40%超のメガヒットドラマ『家政婦のミタ』とは違い、賛否両論
すごく意見の別れるドラマでした。
「朝からつらいものを見たくない」とか、父・善行の死やお母ちゃんのめっちゃくちゃ急激な(笑)若年性アルツハイマー病など毎回毎回衝撃的な内容、重い内容を扱ったドラマで、見ているだけで胸がきゅーっと締め付けられるようなシーンもたくさんありました。

でも、「現実はこうなんだ」ということを沢山学ばせてもらえた様なドラマだと思っています。
いちいちハッピーエンドで物語(現実)は終わらないし、周りのトラブルや困難は常に自分の人生と
隣り合わせに合って、自分はどれだけ逃げずに人生を直視して立ち向かえるか?

物語の前半のいとしくんに純が「私の本性をみて!」というシーンとか
上っ面じゃなくて人の本性を見れる能力を見える設定の『イトシ』だから純に対して
上っ面じゃない本音で本気で相手に気持ちをぶつけるシーンなどグッと来ました。

善行がなくなるシーンで純が語った言葉もグッと来ます。

死亡時刻は3時15分 父は58年と、、、、何日生きてきたことになるのだろう、、、? 私と一緒にいたのは、そのうち23年と、、、いや、、、もっと少ない。 失ってみて、始めてわかる。 私たちが親と過ごせるのはなんて短いんだろう。


一人で大人になったと思ってるけど実は違うんだな、って気付かされます。
親と一緒に入れる時間って、あとどのくらいなんだろう。
頭の片隅にあるけど忙しさにかまけて、
親をないがしろにしてるんじゃないか。。。
親をもっと大事に、親と過ごす時間を大事にしようって思います(TдT)

今の現状を受け入れられず、いつもいつも逃げてしまう人生のイトシの父・待田謙次と、
「純・愛」の対比など、
人生には大いに落ち込んだり、悩むこともあるけど、純の様にたくましく生きていくのはどうだろうか?

という遊川さんからの「提案」の様なところがたくさんあるんじゃないか。。。

宮沢賢治の童話を模した様な話、「走れメロス」を題材にしたり、日本書紀や古事記を模した話(ホテルの一室に引き篭もる天野岩男さんの話と天の岩戸伝説の神話)など、それ以外にも見ている中に「元ネタ」があるような、
話がふんだんに散りばめられていた様に思います。
それらを一つ一つ見つけていくだけでも面白く見ていられました(*^_^*)

『純と愛』は特に宮沢賢治の童話や詩を題材に取り入れている様に感じました。
一番最後も「雨ニモ負ケズ」(雨にも負けず)風にまとめられて純の言葉でドラマを総括しています。

私にとっては、色々批判のあるドラマでしたし、私もここはどうかな~?と思う部分も多少はありますが、
とてもたくさん気付きあり、涙あり、笑いありの素敵なドラマに映りました♪
皆さんにとってはどうでしたか?(・o・)







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